押出機駆動装置の減速機
潤滑油の個別ろ過および油水分離を備えた減速機である。この特徴によって処理剤も変わり、減速機用ゲル状リバイタリザントではなく、油圧式パワーステアリング用ゲル状リバイタリザントとなる。
押出機スクリュー駆動装置の産業用減速機
処理剤の選定規則:潤滑系統にろ過・油水分離・油圧装置の構成要素のいずれかがある場合は、減速機用ではなく油圧式パワーステアリング用ゲル状リバイタリザントを用いる。使用量は同一で、3.0 ml/lである。潤滑油ろ過機能付き減速機 →
処理対象
- 摩耗が100%に達した部品がなく、巨視的な機械的損傷もない運転可能な減速機
- 油漏れが解消済みであること(解消されていないと処理剤の濃度が維持されない)
処理前後の測定項目
| パラメータ | 計測器 | 測定の方法と時期 |
|---|---|---|
| 軸受台の振動値 | 振動計 | 3方向の振動加速度・振動速度・振動変位 |
| 定点での騒音レベル | 騒音計 | — |
| 電動機の消費電力または電流 | クランプメータ・電力計 | 無負荷運転時および一定負荷時、潤滑油温度が同一の条件下 |
| 潤滑油温度 | 液体封入温度計または放射温度計 | — |
| 歯車の歯厚 | 最小読取値0.05 mm以下の歯厚ノギス | 一定弦歯厚による測定(一定弦歯たけh = 0.748·m、mはモジュール) |
| 印を付けた歯の歯当たりの状態 | 目視またはカメラ撮影 | — |
| 金属不純物含有量に関する潤滑物分析 | 試験所 | 含有率および定性的な含有成分は、摩耗停止の直接的な指標 |
使用量
| 製品 | 使用量 | 測定の方法と時期 |
|---|---|---|
| 油圧式パワーステアリング用ゲル状リバイタリザント(産業用) | 1段階ごとに所定の潤滑油1 lあたり3.0 ml | 油槽38 l:全サイクルで9 mlチューブ38本、12 + 13 + 13 |
処理段階
- ゲルを40~60 °Cに加温した所定の潤滑油で希釈し(ゲル1部に対し潤滑油5~10部)、設備の停止中に点検口または給油口から投入する。運転時間の起算点
- 第2段階は第1段階と同様に行う。累計運転時間8~12 h後
- 第3段階は第1段階と同様に行う。さらに8~12 h後
処理後
- 累計運転時間400 h経過後に処理完了
注意事項
- 振動・騒音・消費電力の測定は、出力軸のトルク一定の条件で実施
- 公称の寿命延長は2倍以上
押出機用減速機の処理実績
- ロサヴァ閉鎖株式会社 · 2005↑ 0.15-0.7mm — 4台の減速機すべてにおける一定弦歯厚
出典: XADOの実務用処理手順、主任技師I.N.シャライキン。機器区分別の標準使用量:取扱説明書IE-24.6-25612000-005-2008、処理手順5。