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産業事例|鉄鋼・非鉄金属工業|金属切削工作機械

IE A026試験報告書 · ザポロジスターリ公開株式会社の機械加工工場

普通旋盤16K20:加工精度と仕上げ面品位を分解不要で回復

主軸および歯の寸法・形状が改善し、振動が低下し、試し削り面の仕上がりが向上した。0.05–0.15 mm — 変速機の歯厚、5.8 → 5.9および6.0 → 6.15 mm; 7.6 % — 負荷時の消費電力、3.48~3.74 → 3.2~3.45 kW; 59–89 % — 測定点における振動速度、1.23~1.71 → 0.10~0.70 mm/s; 3.3–3.8× — 試し削り面の算術平均粗さRa、7.98 → 2.1~2.4 µm (2013)。

ザポロジスターリ公開株式会社、機械加工工場  ·  事業所の専門家からなる試験委員会による測定  ·  承認者:エンジニアリング部門長V.V.ブリャク

ウクライナ、ザポリッジャ市  ·  処理期間:2013年1月31日~6月18日  ·  試験報告書:2013年8月8日付  ·  累積運転時間:1280 h

製品XADOゲル状リバイタリザント(摩擦面再生剤)圧縮機・軸受用 · 生産を止めずに旋盤の潤滑系統を処理
試験対象普通旋盤16K20資産番号10512471 · 主軸部・変速機・潤滑系統・駆動装置
文書の種類試験報告書
ザポロジスターリ公開株式会社
事業所の試験委員会およびXADO有限責任会社の主任技師による署名

主な結果

↑0.05–0.15mm
変速機の歯厚、5.8 → 5.9および6.0 → 6.15 mm
↓7.6%
負荷時の消費電力、3.48~3.74 → 3.2~3.45 kW
↓59–89%
測定点における振動速度、1.23~1.71 → 0.10~0.70 mm/s
↓3.3–3.8×
試し削り面の算術平均粗さRa、7.98 → 2.1~2.4 µm
旋盤の部位処理前の状態測定項目
主軸部主軸軸受のラジアル内部すきま・アキシアルすきまの増大軸受の内部すきま、主軸端の取付け部の半径方向の振れ・軸方向の振れ
変速機負荷のかかる歯車の歯当たり面の微小損傷一定弦歯たけ位置における小歯車および主軸歯車の歯厚
駆動装置・電動機機械加工工場で稼働中の旋盤無負荷運転時および負荷時のA・B・C各相の電流・電圧・電力
旋盤全体旋削面の楕円度0.03 mm、表面粗さRa 7.98 µm(4級)測定点7か所の振動、工作精度検査用試験片の楕円度とRa

主軸の精度と変速機の歯の形状

パラメータ処理前1280 h後変化量
主軸軸受のアキシアルすきま0.05 mm0.02 mm−0.03 mm
主軸軸受のラジアル内部すきま0.03 mm0.015 mm−0.015 mm
主軸端の取付け部の半径方向の振れ0.03 mm0.01 mm−0.02 mm
主軸端の取付け部の軸方向の振れ0.01 mm0.005 mm−0.005 mm
変速機の小歯車の歯厚(3歯)5.8 mm5.9 mm+0.1 mm
主軸歯車の歯厚(3歯)6.0 mm6.15 mm+0.15 mm

軸受の内部すきまと振れはダイヤルゲージICh-10で測定した。歯厚はm = 3.5、一定弦歯たけ3.0 mmの位置で歯厚ノギスShZN-18により測定した。

旋盤駆動装置の3相それぞれの消費電力

運転条件・パラメータA相B相C相
負荷時電流9.81 → 8.9 A10.1 → 9.2 A9.95 → 9.0 A
負荷時消費電力3.48 → 3.2 kW3.74 → 3.45 kW3.52 → 3.22 kW
無負荷電流7.83 → 7.05 A7.65 → 7.1 A7.76 → 6.98 A
無負荷運転時消費電力2.92 → 2.6 kW2.89 → 2.53 kW3.01 → 2.67 kW

クランプメータATK2200で測定した。試験報告書の結論によれば、負荷をかけた試し削りサイクルで電流は9.6%、消費電力は7.6%低下し、無負荷運転時にはそれぞれ9%、11%低下した。

主軸台およびベッドの測定点における振動

測定点振動加速度(m/s²)振動速度(mm/s)振動変位(µm)
前側軸受、垂直方向3.56 → 3.491.28 → 0.194.84 → 1.62
前側軸受、水平方向8.8 → 3.691.53 → 0.74.25 → 3.22
後側軸受、垂直方向5.59 → 2.441.39 → 0.213.99 → 2.12
後側軸受付近のベッド、水平方向9.93 → 5.241.71 → 0.718.9 → 4.0
後側軸受付近のベッド、軸方向7.46 → 4.81.32 → 0.174.18 → 1.72
ベッド左側支持部、水平方向4.08 → 2.121.26 → 0.14.4 → 1.54
ベッド右側支持部、水平方向3.49 → 2.331.23 → 0.143.99 → 2.48

振動計SENDIG 911により測定点7か所で測定した。すべての測定点において、3種の振動量のいずれも低下が記録された。

旋盤で試し削りした工作精度検査用試験片

旋削面のパラメータ処理前1280 h後
旋削面の楕円度0.03 mm0.01 mm
表面粗さRa7.98 µm(4級)2.1~2.4 µm(6級)

工作精度検査用試験片は、いずれも同一の切削条件(800 min⁻¹、送り0.15 mm/rev、切込み1.0 mm)で試し削りした。

事業所の試験委員会の結論

ザポロジスターリ公開株式会社の専門家からなる試験委員会は、累積運転時間1280 h後の最終測定により、次のことを確認した。一定の切削条件のもとで負荷をかけた試し削りサイクルにおいて、運転電流は9.6%、消費電力は7.6%減少した。主軸の半径方向の振れは0.03 mmから0.01 mmに、軸受のアキシアルすきまは0.05 mmから0.02 mmに減少した。振動値は「すべての測定点で少なくとも56%減少し、主軸軸受の一部の測定点では振動パラメータが2分の1未満に減少した」。変速機歯車で測定した歯の歯厚は0.05~0.15 mm増加し、負荷のかかる歯車の歯当たり面は「目視でより滑らかになり、処理開始前に目視で認められた微小損傷のない状態となった」。旋削面の表面粗さはGOSTの粗さ等級で2等級改善し、Ra 7.98 µmからRa 2.1~2.4 µmとなった。XADOリバイタリザントによる潤滑系統の処理は、旋盤を停止せず、各部を分解せずに実施した。試験委員会の評価によれば、旋盤の幾何学的パラメータおよび主軸軸受の振動値は、オーバーホール後と同様に旋盤の精度基準を満たしている。

現行の相当製品

同種の部位の処理方法: 軸受歯車装置変速機

この結果について: すきま・バックラッシ消費電力量振動

試験成績書の制約事項: 本結果は、ザポロジスターリ公開株式会社の機械加工工場に設置された普通旋盤16K20(資産番号10512471)について、記載の測定条件で得られたものである。他の設備や異なる条件では測定値が異なる場合がある。2013年8月8日付試験報告書の原本は全文を公開しており、ダウンロードできる。

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XADO試験導入プログラム

申込者

事業所の設備での試験処理

  • 潤滑油またはグリースで潤滑するあらゆる部位:減速機・エンジン・圧縮機・軸受など
  • 通常の運転サイクルのまま、生産を止めずに処理
  • 処理前後の計測器による測定:振動・温度・消費電力または電流
  • 部位ごとの処理手順、使用量の算出、XADOの技術者によるサポート

お申し込み後、XADOの技術者が対象部位と測定項目を貴社と調整します。