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内面研削盤

処理の対象は、内面研削盤の油圧装置、主軸台機構および主軸軸受、心押台の主軸軸受、ならびに案内面である。目的は、研削盤を修理のために停止することなく、ユニットを分解せずに再生修理と摩耗防止を行うことである。

処理手順の適用対象ユニット

16処理手順

処理対象

処理を行わない場合

準備

処理前後の測定項目

パラメータ計測器測定の方法と時期
油圧装置の圧力検定済み圧力計作動油温度一定での測定、処理開始前および処理の全工程完了後
油圧装置内の油(作動油)の運転温度液体封入温度計、赤外線放射温度計またはその他の既設の温度計測器処理開始前および処理の全工程完了後
油圧ポンプの吐出し量流量計圧力および作動油温度を一定とした状態での測定
油圧モータ運転時の一定時間内における作動油の内部漏れ量目盛付き計量容器圧力一定、かつ油圧モータ出口の作動油温度一定の状態
油圧ポンプ・油圧モータの振動値振動計油圧装置の運転条件を一定とした状態での所定の測定点における測定
動力用油圧装置の油圧ポンプの吐出し量(動力機構の作動速度による間接測定)動力用油圧シリンダが一定量移動する所要時間の測定圧力および作動油の運転温度が一定の状態
方向制御弁の油密性(間接測定)負荷をかけた正常な動力用油圧シリンダの移動量の比較方向制御弁のスプールが中立位置にあり、油圧装置の弁が正常な状態
油圧駆動装置のその他の負荷特性・調整特性—必要に応じて測定
主軸の取付け部の軸方向の振れおよび半径方向の振れ目量0.01 mm以下のダイヤルゲージを取り付けたダイヤルゲージスタンド無負荷の軸の外周面および(または)端面にダイヤルゲージの測定子を当て、軸を回転させて指示値を読み取る測定
主軸軸受のラジアル内部すきまおよびアキシアル内部すきま目量0.01 mm以下のスタンド付きダイヤルゲージ主軸の取付け部(外周面または端面)にダイヤルゲージの測定子を当て、主軸を軸直角方向または軸方向に測定子側へ強制的に変位させて指示値を読み取る測定
軸受部の振動値(振動加速度・振動速度・振動変位)各種振動計主軸の無負荷運転時、各軸受台の軸受箱上の所定の測定点における垂直・水平・軸方向の測定
電動機の消費電力または運転電流クランプメータ、電力計または電気回路パラメータ測定用のマルチメータ同一の潤滑油温度における無負荷運転時および一定負荷(一定の切削条件)時
同一の工具・同一の切削条件で加工した工作物の表面粗さ形式を問わない表面粗さ測定機処理開始前および処理の全工程完了後
同一の工具・同一の切削条件で加工した試験用工作物のテーパおよび楕円度目量0.01 mm以下のシリンダゲージ処理開始前および処理の全工程完了後
変速機歯車のうち選定して印を付けた歯の歯厚目量0.05 mm以下の歯厚ノギス(形式を問わない)歯車の歯厚の測定(付録3参照)
歯車の印を付けた歯の歯当たりの技術的状態目視またはカメラ撮影損傷の有無および寸法を記録
騒音レベル形式を問わない騒音計騒音源から一定の距離で、他の騒音源がなく、研削盤の運転条件が一定の状態
研削盤の案内面の平面度・真直度専用の直定規またはVブロック必要に応じて処理前および処理後(処理の全工程完了後)

これらの部位の試験報告書が示す結果

  1. 消費電力量の増加33件 · 中央値8 %, 53個
  2. 圧縮圧力の低下10件 · 中央値15 %, 15個
  3. 振動の増大35件 · 中央値45 %, 24個
  4. 燃料消費量の増加6件 · 中央値12 %, 6個
  5. すきま・バックラッシの増大29件 · 中央値24 %, 21個
  6. 運転温度の上昇9件
  7. 潤滑油圧力の低下11件 · 中央値48 %, 2個

試験実績一覧 →

使用量

製品使用量測定の方法と時期
XADO油圧式パワーステアリング用ゲル状リバイタリザント(産業用)作動油1 lにつきゲル0.6 ml内面研削盤の油圧装置、1処理段階分。作動油交換なしで計6段階
XADO圧縮機・軸受用ゲル状リバイタリザント(産業用)所定の潤滑油1 lにつきゲル状リバイタリザント3.0 ml油浴中で作動する主軸台機構および主軸、1処理段階分。潤滑油交換なしで計3段階
XADO圧縮機・軸受用ゲル状リバイタリザント(産業用)所定の潤滑油1 lにつき9.0 ml集中循環式潤滑系統を備えた案内面。処理の全工程分を油槽に投入
XADO圧縮機・軸受用ゲル状リバイタリザント(産業用)潤滑油1 lにつき9.0 ml手作業で定期的に給油する案内面。ゲルの潤滑油への溶解
XADOゲル状リバイタリザント(圧縮機・軸受用、産業用)所定の潤滑油1 lにつき6.0 ml案内面の予防処理、年1回・200 h。処理後の寿命延長のため、ならびに新品の工作機械または案内面の摩耗が軽微(10%まで)な工作機械
ゲルの溶解(全処理剤共通)溶解するゲル1部に対し潤滑油5~10部40~60 °Cに加温した潤滑油(作動油)

処理段階

  1. 油圧装置、第1段階:作動油1 lにつきゲル0.6 mlの割合で「XADO油圧式パワーステアリング用ゲル状リバイタリザント(産業用)」を準備する。別容器に40~60 °Cに加温した油圧装置の作動油を入れ(溶解するゲル1部に対し作動油5~10部)、準備した量のゲルを加えて均一な混合物になるまで十分に撹拌し、作動油タンクに投入する。油圧装置を起動し、最高許容圧力の50%までの圧力負荷をかけて1~2 h運転した後、定格負荷で通常運転を続ける。最高許容圧力の50%までの負荷で1~2 h、以後は通常運転
  2. 油圧装置、第2・第3・第4・第5・第6段階:油圧駆動装置に通常の負荷をかけた状態で、第1段階と同様に実施する。段階間の間隔:油圧装置の累計運転時間8~12 h
  3. 油圧装置:処理の全工程完了。累計運転時間550 h
  4. 主軸台機構および主軸、第1段階:別容器に40~60 °Cに加温した少量の潤滑油をとり(投入するゲル1部に対し潤滑油5~10部)、算出した使用量の「XADO圧縮機・軸受用ゲル状リバイタリザント(産業用)」(研削盤内の所定の潤滑油1 lにつきゲル3.0 ml)を加えて、均一な混合物になるまで十分に撹拌する。研削盤の停止中に、調製した混合物を研削盤の潤滑系統に投入する。研削盤を起動し、通常運転で累計運転時間を確保する。通常運転での累計運転時間8 h
  5. 主軸台機構および主軸、第2・第3段階:第1段階と同様に実施する。段階間の間隔:通常運転における研削盤の累計運転時間8~12 h
  6. 主軸台機構および主軸:変速機および主軸ユニットの処理を完了とする。第1段階開始から起算した研削盤の総運転時間450 h
  7. 集中循環式潤滑系統を備えた案内面:摩擦面の目視点検ならびに平面度・真直度の測定後、必要量のゲル(処理の全工程分として所定の潤滑油1 lにつき9.0 ml)を油槽に投入し、研削盤を稼働させて通常運転で使用する。案内面の処理の全工程:研削盤の総運転時間600 h以上
  8. 手作業で定期的に給油する案内面:摩擦面の目視点検ならびに平面度・真直度の測定後、ゲルを潤滑油に溶解し(潤滑油1 lにつき9.0 ml)、調製した混合油で案内面に給油して、研削盤を通常運転で稼働させる。処理サイクル中の案内面への定期給油は、1シフトにつき2回以上、または研削盤の運転4 hにつき1回以上行う。案内面の処理の全工程:研削盤の総運転時間700 h以上
  9. 案内面の予防処理(XADOリバイタリザントによる処理後、新品の工作機械、または案内面の摩耗が軽微(10%まで)な工作機械):所定の潤滑油1 lにつきゲル状リバイタリザント6.0 mlの使用量で、年1回実施する。運転200 hの間

処理後

注意事項

取扱説明書の付録

これらの部位向けの製品

このユニットの試験成績書

  1. ザポロジスターリ公開株式会社 · 2013↑ 0.05-0.15mm — 変速機の歯厚、5.8 → 5.9および6.0 → 6.15 mm
  2. ペルミ・エンジン工場 · 2012↓ 4× — シフト終了時の主軸軸受の振れ、0.06 → 0.015 mm
  3. アルセロール・ミッタル・クリヴィー・リフ · 2011↓ 2.8–3.1% — 負荷運転時の駆動装置の消費電力、2,578~2,692 → 2,506~2,609 kW
  4. ハルキウ酵母工場株式会社 · 2009↓ 12–18% — ロータ軸受部および架台支持部の振動値
  5. V.D.ガヴリレンコ農民農場 · 2008↑ 12.5–24% — 気筒別圧縮圧力、25~28 → 31~32 kgf/cm²
  6. ウクロリヤ有限責任会社 · 2007↑ 0.2-0.5mm — 第1段・第2段歯車対の歯厚、4.0~6.9 → 4.3~7.2 mm

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出典: XADOゲル状リバイタリザント使用説明書IE-24.6-25612000-005-2008, ページ38–42.

XADO試験導入プログラム

申込者

事業所の設備での試験処理

  • 潤滑油またはグリースで潤滑するあらゆる部位:減速機・エンジン・圧縮機・軸受など
  • 通常の運転サイクルのまま、生産を止めずに処理
  • 処理前後の計測器による測定:振動・温度・消費電力または電流
  • 部位ごとの処理手順、使用量の算出、XADOの技術者によるサポート

お申し込み後、XADOの技術者が対象部位と測定項目を貴社と調整します。