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産業事例|エレベーター保守・管理|ウォーム減速機・駆動装置

IE B022エレベーター減速機の処理報告書・TOKエウパトリヤ、2005~2006年

エレベーター減速機RGL-225-45:振動低減、摩耗したウォームとウォームホイールの交換不要

駆動装置の運転電流が低下し、相間不平衡が解消し、摩耗した減速機の交換は取りやめとなりました。13.0 % — 高速時の駆動装置の運転電流、51.8 → 45.0 A; 4.4 % — 低速時の駆動装置の運転電流、89.0 → 85.1 A (2005)。

作業実施者:私営企業「リゴンダ」(クリミア自治共和国)  ·  測定値はエレベーターの運用組織の技師長の署名・押印により確認

ウクライナ、クリミア自治共和国イェウパトーリヤ市  ·  処理:2005年6月  ·  再測定:15か月間の運転後

製品XADOリバイタリザント(摩擦面再生剤)XADO技術による処理、巻上機の分解不要
処理対象機ウォーム減速機RGL-225-45TOKエウパトリヤの17階建て建物、乗用エレベーターの巻上機
文書の種類減速機の処理結果
報告書
署名2件・押印2件

主な結果

↓13.0%
高速時の駆動装置の運転電流、51.8 → 45.0 A
↓4.4%
低速時の駆動装置の運転電流、89.0 → 85.1 A
機械類作業開始時の状態測定項目
乗用エレベーター<br/>TOKエウパトリヤ、17階建て減速機のウォームとウォームホイール:摩耗限度到達、部位の状態から減速機は交換対象。かごと減速機の振動増大かごの2つの走行速度における巻上機用電動機の各相(A・B・C相)の運転電流

運転電流:高速運転時

相処理前15か月後変化
A相17.6 A15.0 A-14.8%
B相18.2 A15.0 A-17.6%
C相16.0 A15.0 A-6.3%
三相合計51.8 A45.0 A-13.0%

処理後は全相の電流が15.0 Aにそろい、摩耗したウォームとウォームホイールに特有の相電流の不平衡は解消した。

運転電流:低速運転時

相処理前15か月後変化
A相29.5 A29.5 A変化なし
B相29.4 A27.4 A-6.8%
C相30.1 A28.2 A-6.3%
三相合計89.0 A85.1 A-4.4%

低速運転は、かごを階に正確に停止させる着床時の通常運転である。

部位の状態:処理前と15か月運転後

評価項目処理前15か月運転後
ウォームとウォームホイール摩耗限度到達、減速機は交換対象摩耗面に目視できる金属セラミック皮膜の層が形成。減速機の交換は不要
減速機とかごの振動1階から17階への上昇時に増大ほぼ消失

ウォームとウォームホイールの状態、振動および騒音は、対象機の点検時に評価した。

報告書の結論

点検時点で、減速機のウォームとウォームホイールは摩耗限度に達していた。部位の状態から減速機は交換対象とされ、かごと減速機には大きな振動が生じていた。処理は2005年6月、XADO技術により巻上機を分解せずに実施した。再測定は、エレベーターを15か月運転した後に実施した。

報告書は次のように記録している:「XADOリバイタリザントを用いた処理の終了後、エレベーターの減速機とかごの振動はほぼ消失した。騒音レベルが低下した。ウォームとウォームホイールの摩耗面に目視できる金属セラミック皮膜の層が形成された。減速機の交換は不要となった」。消費電力の削減は、高速運転時で13.0%、低速運転時で4.4%であった。

現行の相当製品

同種の部位の処理方法: 減速機

この結果について: 消費電力量

試験成績書の制約事項: 本結果は、乗用エレベーターの巻上機のウォーム減速機RGL-225-45および記載の運転条件に関するものである。他の部位・運転条件では測定値が異なる場合がある。報告書は処理を実施した私営企業「リゴンダ」が作成したものであり、測定値はエレベーターの運用組織の技師長の署名・押印により確認されている。報告書の原本は全文を公開しており、ダウンロードできる。

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